1. ミッション

MISSION ミッション

IN ORDER NOT TO
STOP THE
LIFE OF IRON.

鉄の寿命を止めないために。

1956年に創業してから今日にいたるまで、私たちは鉄の再資源化と共に歩んできました。鉄とはどのような資源で、その中で私たちのミッションは何なのかご紹介します。

STORY / 01

STORY / 01

鉄がリサイクルの優等生と
言われる理由。

28,930,000t

現在日本では、ビルや橋などから自動車、家電製品にいたるまで、何らかの形で鉄として存在している「鉄鋼蓄積量」が約13億9000万トン(2018年※)あると言われています。その中から2~3%、2018年度には2,893万トン※
が鉄スクラップとして回収されています。

また、このようにして回収された鉄スクラップのほとんどが鉄として甦り、残りは製鋼用や鋳物用として消費されたり、輸出されたりしています。90%を超える鉄の再資源化率は、他の金属と比べても非常に高く、鉄がリサイクルの優等生と言われる理由となっています。

※(社)日本鉄リサイクル工業会

STORY / 02

STORY / 02

鉄を再資源化する
エキスパートとして。

鉄を再資源化するエキスパートとして。

鉄が日本の産業や経済をどのように支え、鉄リサイクル産業はどのような役割を果たしているのか図をもとに見てみます。
鉄は、動脈産業と言われる鉄鋼業、建設業、自動車産業などの素材となり、出来上がった製品は生活者によって様々な形で消費された後、廃棄されます。私たち安田金属興業は静脈産業の一員として廃棄された鉄スクラップを回収し、高精度なギロチンシャーによって切断したり、シュレッターによって破砕処理した後、鉄鋼メーカーなどへ納品。
環境に負荷がかからないように適切に処理します。このように、鉄スクラップの回収から再資源化までを責任を持ってトータルに担当し、鉄資源の有効活用に貢献しているのです。

STORY / 03

STORY / 03

クローズドループリサイクル
の一翼を担って。

天然資源のリサイクルにはいくつかの形態があります。鉄は、素材の持つ本来の性質を損なうことなく、同じ素材の原料として無限にリサイクルされることから「クローズドループリサイクル」という形態に属する数少ない資源。天然資源消費量の削減、CO2などの環境負荷物質の排出低減、廃棄物の削減が図れることから、持続可能性(サステナビリティ)に優れています。
私たちは、この無限のサイクルを維持し、鉄の寿命を止めないことを使命として、60年以上に渡り誇りを持ってこの仕事に取り組んできました。それは、子どもたちに、さらにその子どもたちの世代にも美しい地球環境を遺したいという想いからに他ありません。